こんにちは!
今回は就職で先日卒業された利用者さんのブログです。
ぜひ、ご覧ください。
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こんにちは。 利用者のK(60代)です。40代まで一般雇用で働いてきました。
のちに病気を発症し障害者雇用に切り替えて就業しましたが、
上手くいかない事もあり何度か職を変えていました。
今回ユメキットさんにお世話になり就職が決まりホッとしているところです。
今日は一般雇用と障害者雇用の違いをわたくし目線ですがお伝えしようと思いお話しします。
まず一般雇用ですが、健常者の方が主に働いています。
1日8時間勤務、週5日(週40時間)が基本です。
職種によりシフト制や夜勤などがあります。
コミュニケーション等求められるスキルが高くいくつものことを同時にこなしていました。
毎月の納期なども守らなければなりません。
忙しくなると残業はもちろん想定外の事も多くあり、
臨機応変に対応することが当たり前でした。
ハッキリ言ってちょっとしたことで仕事は休めません。
熱が出ていても解熱剤を飲みながら仕事をします。体調管理も仕事の内です。
私はだんだんと許容量がいっぱいになってきて、
ミスや不眠が増え病気を発症してしまい退職することになってしまいました。
その後しばらくは働く意欲が起きず、5,6年ほど家に引きこもっていました。
やっと仕事をしようと思い、パートですが一般雇用で働き始めましたが、
対人恐怖が強く続けられず辞めてしまいました。
そして就労移行支援事業所に通って障害者雇用で就職を考えるようになりました。
障害者雇用です。
一般雇用と違うのは週20~30時間の就労で健常者がいる中で働くのと
障害者がグループになって働くのがあります。
そして企業に1人は障害者専用の管理者(相談者)がいることが多いです。
病気の特性によってできる仕事できない仕事があります。
例)同時にいくつもの作業をする 電話に出ることが出来ない・接客が難しい
人が多い職場は無理等いろいろあります。
私の場合、対人関係に関する接客や夜勤のある仕事、
もちろん残業や負荷がかかる仕事はダメでした。
できる仕事は、軽作業、事務作業、在宅、対人関係が少ない仕事だったので、
求人検索はそれを参考にして探しました。
また、自分の体力により通勤時間や通勤時間帯を考えなければなりません。
どんなにやりたい仕事でも通勤距離が長いと通勤するだけで
疲れてしまい仕事がおろそかになってしまいます。
まずは自分の病気の特性を知ること、
どういう時にストレスがかかり対処しているか、
対処が出来ないときは相手にどうしてもらいたいかを伝えられるといいでしょう。
それがわかれば、今の自分にはどんな仕事が向いているかわかると思います。
やりたいこととできることは違いますからときには妥協も必要です。
その教訓を生かして、私は今60代ですが今回希望したのは、
家から移動距離が短く、乗り換えなし、
軽作業で求人検索し見学・体験ができる企業をさがしました。
仕事が初めての方、違う職種を希望する方は必ず見学、
できれば体験実習をした方がいいと思います。
想像と実際の仕事のギャップがある人もいるかと思います。
気になる企業があれば積極的に見学・体験実習をして
自分に合う仕事を探して就職に繋げましょう。