ユメキットの紹介(利用者ブログ)

2025/12/01

こんにちは!

先日、1名の利用者さんが、就職のため、ユメキットを卒業されました。

今回は卒業された利用者さんのブログです。

ぜひご覧ください。

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今回は私がユメキットで学んだことや今後の活動に活かせそうと思ったこと等に加えて、

ユメキットの利用を考えている方に向けて、紹介しようと思います。

今、利用を検討しようと考えている方はこんなことを思っているのではないでしょうか。

実は私も見学するまで「ここで大丈夫かなぁ?」と思っておりました。

そんな私は今、「ここで良かったな」と思いながら通所しております。

では、私が通って良かったなと思ったユメキットの良い所や学んだこと、

他の事業所との違い等を交えながら、ご紹介しようと思います。

まず、私が今日まで通所して感じた中で、就労移行を選ぶ上で大切だと思う条件があります。

(1) 無理せず、長く通えること

⇒体調・精神・経済面を自身で“管理”しながら、自力で通える体力を維持・確立し、

毎日フルタイムで通える事業所

(2)訓練内容・環境が自身に合うこと

⇒その事業所で出来る訓練が自身にとって将来的に必要で、

訓練の内容・形式・環境がストレス無く、長期的に続けられる事業所

(3) 相談しやすいこと

⇒自身が相談出来そうと思えた方に、自ら進んで伝えられる事業所

特に(3)については、“ 自ら進んで ”というところが私は重要だと考えており、

将来的に「自己発信」出来る人材を目指すためです。

私が就職活動をしてから理解したことですが、

「自分の考えや悩みを自ら申告しないと、企業も配慮や支援が出来ない」 ということです。

たとえ、企業内に相談担当者や障がいに理解がある方が在職していても、

自分自身が困っている際に、

「その方が対応出来ない場合や自分が困っていることに気づかない場合」があります。

ですので、通所先で自分の悩みを“ 伝える練習 ”を始めることが

大切だと考えております。

個人的に思う通所先を選ぶ条件について話しました。

これらを踏まえて、ユメキットに通って良かった点や他の事業所と異なる点を、

次のように考えました。

➀個人のペースで進められること

②運動プログラムがあること

③実際の業務に近い形式での作業や報告・連絡・相談の練習ができること

④自立・定着支援も設けていること

⑤比較的、駅から近いこと

この中でも①は個人的に良いと思っております。

通所時間や通院、ハローワークに向かう際の調整だけでなく、

個人で作業を行える時間に、 「自分はこの作業を行いたい」 「PCスキルを身に付けたい」

「応募や面接が迫っているから、就活の時間に充てたい」 といったように、

今自分が必要だと思った作業を行える時間があります。

私は個人のペースで進められる環境のおかげで、

じっくりと企業研究を行えたため、 自分が働きやすいと思った就職先を見つけることが

出来ました。

また、④のおかげで、生活や精神面が整っていない方が

通所しやすいような環境づくりや就職後の不安を軽減するアフターサービスも

行っていただけるため、 安心して長期就労を目指すことが出来ます。

私はユメキットの訓練の中で、様々な自身の壁に直面しました。

訓練や就活についてだけでなく、精神面のコントロールや物事に対する思考、

自身の障がい特性等、出来事が起きる度に、

自分自身について深く考えさせる時間が何度もありました。

しかし、そのような出来事が起こる度、私は職員の方々に相談をしながら、

少しずつ自身の課題に向き合い、寄り添いながら解消しておりました。

ユメキットでは個人のペースで、就職することを目指せます。

また、ユメキットを利用出来る方は身体・精神・発達・知的 等、

様々な障がいや問題を抱えた方が利用しております。

そのため、それぞれの障がいをお持ちの方との関わり方や

配慮事項を理解することも出来ます。

他の事業所では体験出来ないような出来事に巡り合えるかもしれないので、

是非とも足を運んでみてほしいと思います。

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tさん、就職おめでとうございます!

色々悩みながらも、内定をいただくことができましたね。

これからもtさんらしく、お仕事に取り組んでいってくださいね。

定着支援でも、どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m