４月２日は国連が定めた世界自閉症啓発デーです。
自閉症とは…
自閉症は、｢常に自分の殻に閉じこもっている状態｣と考えられたり、
「親の育て方が原因ではないか」と思われることがありますが、
これは正しくありません。
脳の発達の仕方の違いから「他の人の気持ちや感情を理解すること」
「言葉を適切に使うこと」「新しいことを学習すること」などが苦手であり、
一般的な「常識」と思われることを身につけることも苦手です。
このため、真面目に取り組んでいても、誤解されることが多くあります。
自閉症の人たちは、とても「純粋」で、自分の感じたままに話したり、
行動したりすることがあり、感覚が過敏であったり記憶が抜群な人もいます。
もちろん、人によって強弱がありますし、多かれ少かれ皆が持っている個性であることもあります。
これが強く出てしまった場合、社会的生活に困難を引き起こし、生きづらく、
厳しい人生を送っている状態の方もいます。
反対に社会で大成功を収めていたり、少々変わった人程度で済んでしまっている方もいます。