こんにちは。利用者の苺です。
いつもの前置きをなくして、早速本題です。
今回紹介する本は、
「オデュッセイア」
です。
有名なギリシアの叙事詩、ホメロス作。岩波文庫から出ています。
岩波文庫は大型書店にしか置いてないと思います。
この文庫、買い切りなんじゃないっけ。
買い切りの本は注文してしまうと返品できないから、在庫がなくて注文すると
書店に前金を要求される場合があります。
その買い切りを電話で注文しても
「買い切りで返品できないんで、よろしく☆」
と言われるほどになれば、その本屋の常連です
(経験者。その書店は閉店したので、涙のお別れをした。
たまにその書店に支店に行くと、そのときの店員さんがいて、
「あ、苺さん! お久しぶり!」
と言われる)。
ホメロスの叙事詩といえば有名ですね。
で、叙事詩って何?
よく分からないけどゲームの影響でギリシアに興味を持って、ギリシアに関する
本を読みあさるうちに行きつきました。
叙事詩といっても小説とそんなに変わらないし、わたしの大好きな冒険活劇だったので、すごく面白かったです。
オデュッセウスがえー、なんだっけ、確かなんか戦争が終わって家に帰るまでの
話です。
ちゃんと調べたら、イタケーの王である英雄オデュッセウスがトロイア戦争に
勝利し、凱旋する際に起きた話だそうです。
十年間もかかったらしいけど、そこまではっきり覚えていない。
いろんな困難が立ちふさがってなかなか帰れないんですよね。
その冒険に胸躍りました。昔から好きなんですよね、こういう話。
はじめにわくわくして読んだのは、
子供向けに翻訳した「十五少年漂流記」だったはず。
この本でどうでもいいけれど気になる点としては、
「○○(人名)が翼ある言葉かけて言うには」という表現が頻繁に出てくるんですけど、まったく意味が分からないところです。
翻訳すればそうだけど、今はどういう意味なのか分からないんだと思います。
多分、解説にそう書いてあったと思う。
なんとなく、印象としてかっこいいような気がしなくもないけど、
なんだろう、「翼ある言葉」って……。
あと、関係ないんですけど、わたしはこういう戦いだの冒険だのが好きな割に、
今まで書いた小説の内容が普段重要視していない恋愛ものであるという矛盾を
抱えています。
微に入り細に入り心理描写するのが得意なんですけど、
というか、そういう小説でないと書けないんですけど、自分が書くものと同系統の小説は全然読まない。
なんでなんですかね?
戦いと冒険をたくさん読んでいても、全然思いつかないので書けず、
読みもしない「○助が想いを寄せる〇子の胸の内は……」というようなのばっかり書いてます。
わたしの聞かれていない創作秘話は置いておいて、
皆さんもよろしければホメロスの叙事詩「オデュッセイア」を読んで、
波乱万丈の冒険に胸躍らせてください。
ちなみに、ホメロスの叙事詩はもう一つ「イリアス」がありますけど、
わたしは積読しています。