おすすめの本紹介 その19

おすすめの本紹介 その19

こんにちは。利用者の苺です。
興味がないかもしれませんが、雑談にお付き合いください。
いやー、最近私生活……かな?
事業所には休まず通えているし、日本語検定には受かったし(証明書届いた)、
順調なんですけど一つだけ問題があって。
それはもう解決の見通しが立っているのですが、そのせいで疲れたのに、
きのう踏切で人を助けました(とんでもない話題の持っていき方だな)。
夕飯の買い物を終えてさあ帰るかと思って踏切を渡ろうとしたとき、
隣に電動車椅子というんですか、カートのような乗り物に乗っているご高齢の男性の方がいらっしゃいました。
わたしが踏切を渡りきったところで警報機が鳴り始め、二メートルほど歩いたときふと、

「あのおじいさん、無理に渡ろうとしてないよね? 引き返したよね?」

と思って振り返ったら、警報機の音が響く中、踏切の中ほどを走行していました。まあ、飛び込んで助けるようなことをする気はありませんでしたが、
とりあえず遮断機を持ち上げないとと思って駆け寄ったけれど間に合わず、
おじいさんが遮断機を押しのけながらどんどん前進するので、
最後、杖に引っかかった遮断機を無理やり持ち上げて放り投げました。
折れはしなかったけど、遮断機、ちょっと壊れたような気がする。
肩で息をして、ふとまわりを見ると、みんな呆然としていました。
事業所に通う前、目の前で、小学校二、三年生のお兄さんが四歳くらいの弟と
手をつないでエスカレーターに乗ったはいいけど支えきれず、
すっ転んだので助けたこともあったし……
今年、五つくらい落し物拾ったなと思ってたらきょうも拾うし……。
妹と今は亡き祖母なら、「きっと神様のお導きだよ」と言いそうです。
スピリチュアルな感覚が似ている二人。
わたしは別に嫌いじゃないけど守護霊は誰?
と聞かれても「はあ、守護霊……? そんなこと考えたことない」としか言えない。
 

で、本題は本紹介なんですよ。

うーん、人助けをしたということで、
世のため人のため、情けは人の為ならず

(自分のためというのが本来の意味だよ)

説教が主題だとわたしが思った本を紹介します。
 わたしの説教臭いけれど好きな本といえば、

エニド・ブライトンの「おちゃめなふたご」シリーズや
「おてんばエリザベス」シリーズですね。

作者の名前ですが、最近借りた英語の本に、エニド・ブライトンだと思う
作家の名前が「イーニッド・ブライトン」になっていたので、
今はそう表記するのかもしれません。
わたしが小学生のとき、つまり三十年以上前に買った本なので、
また絶版の本なのかもしれない……。
イギリスの寄宿舎の話で、主人公は女の子。
「おちゃめなふたご」は女子校で、「おてんばエリザベス」は共学だったはず。
問題のある主人公が寄宿舎に入れさせられ、同級生や先生と関わるうちに変わっていくお話です。
「おちゃめなふたご」はアニメにもなったので、毎週楽しみに見ていました。
あの頃はテレビも見ていた。最近はほとんど見ないけど。
アニメではエピソードを削らず、登場人物の数を絞ったので、

「あの人とあの人の設定がこの人一人の設定に統合されている……なんか変」と思った。

 あと、何か有名な「星の王子様」は全編説教ですね。
いや、ためになることを言っているのかもしれないけど、そういう話を読むと

「偉そうに説教するのはやめろ」

と思ってしまうわたし。
 「吾輩は猫である」は猫の目から人間の生活を見て風刺してるような内容だったので、説教といえるのかもしれない。
主人公の猫が可愛かったですけどね。
猫苦手だけど、猫の絵があるだけで、普通に考えている描写を読むと、
猫なのか犬なのか人間なのか分からないし。
主人公の猫に名前がないのは有名な出だしですが、
そうなると主人公の猫を呼びようがないので、読んでいる間、
適当に

「わがはいちゃん」と呼んでいた。

 説教されているような本は、まだあれとかこれかとあるんですけど、
説教だと思った時点で投げ出したので……
読み切っていないものを紹介してはいけないと思うのでやめておきます。
 さて、結構長く書きました。この辺で失礼します。
 皆さんもよろしければ、

エニド(イーニッド)・ブライトンの寄宿舎もの、
「星の王子様」、
「吾輩は猫である」
をお読みになってみてください。