皆さんは自己肯定感という言葉を耳にしたことがありますか?
自己肯定感とは、言葉通り、自分を肯定し、
どんな自分も受け入れている状態のことを言います。
自己肯定感が持てるようになると、自分を受け入れることができるようになるのと同時に相手も受け入れることができるようになり、
仕事や人間関係での悩みや不安で落ち込むことが少なくなっていきます。
自己肯定感を高める方法として、
「自分ほめ日記」
というものがあります。
これは村松大輔さんが書かれた
『「自分発振」で願いをかなえる方法』
で紹介されているものです。
自分ほめ日記とは読んで字のごとく、自分をほめるための日記です。
自分がその日にやったこと、行動したことに対してほめる内容の日記を書きます。
日記を書くポイントは、
① 夜寝る前に書く…
寝る前に書くことによってその内容を脳に直接浸透させることがきるからです。
② どんなに小さなことでも良いので、必ず2~3個考えて書く…
どんなに小さなことでも良いので、「複数書く」ことが大切で、
頭が「ほめるスイッチ」に切り替わっていれば、
私たちは一日の中でたくさんの「ほめていい」行動をしてます。
③ 出来事+形容詞で短い一文を作る…
たくさん文章を書くのではなく、まずは短く一文で表現をし、
一つの文章は小さく書かずになるべく大きく書いてあげることがポイントです。
(例)洋服をちゃんと洗濯機に入れられた私、えらいよね。
食器を流し台まで運んだ私、良いお母さんだよね。
玄関で靴を揃えた私、よくやったよね。
④ 当たり前だと思ってやっていることを「すごい」に変える…
当たり前だと思っていることを文字化していきます。
(例)家族のためにご飯を作ってあげた、私すごい。
今日は朝早く起きられた、私えらい。
今日は時間通りに準備できた、僕えらい。
⑤ 人に対してしたことを「すごい」に変える…
慣れてきたら次は人との関係で「ほめポイント」を見つけて
日記に書いていきます。
例えば、誰かに挨拶できたらほめてあげようとか、
自分が他人に対して何かしてあげたらほめてあげよう、ということです。
(例)今朝、会社の人に「おはよう」と言えた、私ちゃんと挨拶できた。
今日、同僚がコピーした資料を運んであげた、私気配りできた。
電車で空いていた席に座ろうと思ったけれど別の人に譲った、
俺かっこいい!
そんな具合に他人にしたことを振り返り、その行動をほめてあげましょう。
皆さんも新年に新しいノートを購入して、「自分ほめ日記」始めてみませんか?