昨年末に、自己肯定感を高める方法の一つとして、
村松大輔さんが書かれた『自分発振で願いをかなえる方法』から
「自分ほめ日記」をご紹介させていただきましたが、
本日はその続きである「おかげ日記」をご紹介します。
おかげ日記は自分発振のヘルツを高める3ステップの2つ目のステップになります。
ユメキットでも「自分ほめ日記」に取組んでいたお二人が、
今度は「おかげ日記」に取組んでいます。
「おかげ日記」は「自分ほめ日記」に比べると、
少々時間がかかる作業になりますが、
その分効果はさらに期待ができる!
ということですので、ぜひ取り組んでみましょう。
「おかげ日記」で何をするのかというと、「おかげ日記」を書いて、
「封印していた過去」に会いに行くのです。
「封印していた過去」というのは、「できない自分」に対して拒絶してしまう
原因を自分自身の中に封印してしまった過去の「傷つき体験」として
受け入れることができていない状態のことをさします。
「過去の傷つき体験」を受け入れるというのはなかなか難しい事ですし、
普段心の中に封印しているので、意識することもないのですが、
人と接する時に、自分の感情に少なからず作用してしまいます。
そうすると、
「できないかもしれない。」「うまくいかないかもしれない。」
「怖いかもしれない。」「辞めたほうがいいかもしれない。」
というネガティブな意識が生まれて自分のヘルツが停滞してしまいます。
例えるなら、子供の頃に犬に吠えられて怖い思いをしたことがある人が、
犬を前にしたときに急に怖くなってしまうという感覚です。
犬であれば気をつけていればそれほど目の前にすることもありませんが
「人」の場合はそういうわけにはいけません。
夢や目標をかなえるためには、なんらかの努力や挑戦が必要です。
そんなときに過去に封印してきた「傷つき体験」が邪魔をして、
「できない」というイメージを作り出してしまうのです。
「おかげ日記」はそんな「傷つき体験」を
スッキリと解消してくれる日記なのです。
「おかげ日記」の書き方は…
① 「~のせいで」という固体は「~のおかげで」という気体へ昇華できる。
私たちは普段、意識をせずに「~のせいで」という気持ちを持ちながら
生きています。
例えば、時間がなかったせいで、~できなかった。とかお金がなかったせいで、
大学に行けなかったなどです。
数え上げたらキリがありませんが、私たちは普段できなかったことや
うまくいかなかったことを「~のせいで」と考えながら過ごしています。
「おかげ日記」とは、この「~のせいで」という凝り固まった固体を
「~のおかげで」という気体に昇華させる
メソッドです。
もっと簡単にいうと、自分が傷つきネガティブに捉えていた出来事に対して、
「おかげでポイント」を探して、「○○のおかげで、今こんなことができる」と
書いていく日記です。
「お金がないせいで、大学に行けなかった」と感じていた人ならば、
「お金がなかった」おかげでという環境のおかげでお金の大切さを実感できたかもしれません。
これが「おかげポイント」です。
「おかげ日記」も「自分ほめ日記」と同様、できれば1~3週間、
毎日やってみましょう。