インフルエンザウイルスの潜伏期間は、わずか1～2日といわれています。
インフルエンザの前駆症状としては、
・ 身体のだるさ
・ 強い悪寒
・ 鼻腔やのどの乾燥
などです。
前駆症状としては通常の風邪の場合と似ていますが、
風邪の場合、このような症状を感じてから徐々に熱が上がったり、
全身に倦怠感があったりなど、感冒症状が出始めるまで期間があります。
一方インフルエンザの場合は、
こういった前駆症状を感じたか感じていないかの間に、
すぐに高熱やひどいだるさ、筋肉痛、関節の痛みなど、はっきりした強い、
インフルエンザの症状が出てきます。
この発症の急激さが、通常の風邪とは異なる点です。
インフルエンザは予防接種を受けても感染することがありますが、
予防接種を受けていると症状が比較的軽く、
発熱も38度に達しないこともあるようです。
このため、症状がインフルエンザの典型的症状ではなくても、
インフルエンザに感染している可能性があり、
つまりは知らず知らずのうちに周囲の人に感染させてしまう危険性があります！！
ご家庭に子供やお年寄り、妊婦や基礎疾患をお持ちの方がいらっしゃる方などは、普通の風邪だと思っても、大事をとって医療機関を受診しましょう。
