おすすめの本紹介 その25

おすすめの本紹介 その25

こんにちは。利用者の苺です。

本紹介もかれこれ……何回目でしたっけ?

たくさん紹介してネタ切れになりつつありましたが、

本でありさえすれば小説でなくてもいいんだ!

と当たり前のことに開眼したうえ、まあ、月十冊は読むんで、
またネタはたまっていっていました。
 さて、最近、いろいろあって自分で管理していなかった年金を、
自分で管理することになりました。
そうなるとすばやく図書室に行って、お金に関する本を借りてくるわたし。
お金の管理については、母が主婦雑誌を買ってきていたし、
週単位管理だの袋分けだの、正しい借金とは何かだの、
知ってることは知っているんですけどね。
あらためて読み返してみると、だいたい今まで読んだこととおなじことが書いて
ありました。
すなわちそれが王道であるから、
あんまり奇抜なことはするなということでしょう。

その中で、面白かったお金の本を紹介します。

題名は「お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣」。

著者は菅原圭さん、河出書房新社から出ています。

今まで著者名と出版社名をあまりちゃんと書いてこなくてすみませんでした。
いやー、図書館か書店に行って「この本ないかね」といえば調べてくれるし、
うっかりしてました。
このお金の本は、お金持ちがどのような習慣を持っているかを紹介する本なのですが、お金だけではなく、人生においてこのような習慣を持って生きることが幸せを呼び込むのではないだろうかという、人生指南書のような印象を受けました。
 もちろん、お金についての習慣もたくさん載っているんですけど、マナーというか、常識というか、そんなことにふれられている箇所が多いです。

ですから、

「わたしはお金の管理はばっちりだ! 本など要らぬ!」

という方も、読んでみて損はないと思います。

問題は、著者の方の思う良いことが自分に合うかどうかですね。
つまり、おすすめの本として紹介しているわたしには合ったということに
なります。
お金についての習慣では、

お金の家である財布はいいものを使う、

札の向きと順番を揃える、

ポイントカードや値引きに振り回されない、

細かい節約より固定費を見直す

といった、どの本にもだいたい載っていることが書かれています。
わたしの場合、今あげた習慣の中では、いい財布を使うというどこでも見かける
秘訣がつらいんですよねー。わたしが買った財布で一番高いものは七千円でした。

「七千円もする高い財布買っちゃった! 最低でも三年、
できれば五年使えば、元が取れるよね」

と思ってからすでに二十一年。まだ現役で使ってます。

この本の著者の方はルイ・ヴィトンの長財布を
使ってるんですよ!

母(財布マニア)に聞いたら、十万円くらいするんですよね?

そんな……財布に十万円なんて……
十万円あったら、寿司食べて、
高級な最中の詰め合わせを買って、
すてきなブックカバーと栞とミニカー買って、
あとは……布団買うのがいい……
(財布マニアの娘は寝具マニア)。
オーダーメイド枕欲しい……。
カシミア百パーセントの毛布とか、
真綿布団(ものすごい憧れ)とか、
あとうちの小さい木綿布団の打ち直しがしたい……。

お金の習慣で、どの本でもすすめられていたとしても、
どうしてもしたくないことはしないほうがいいかと思います。
どのお金の本にも、「ストレスが無駄遣いの源」と書かれているというのが
わたしの印象です。
大多数がすすめるすばらしい習慣であってもどうしても無理ならやめましょう。
わたしも高級ブランド財布は買いません。というか、買えません。

財布に十万円なんて、怖い……。

さて、それではこの辺で失礼します。
お金持ちのしている習慣といいつつ、
わたしにとっては人生の指南書だった

「お金持ちが肝に銘じているちょっとした週間」

よろしければ、お読みになってみてください。