こんにちは。利用者の苺です。
さて、今回いつもしている前置きなしで紹介する本は「くまのプーさん」です。
著者はA・A・ミルン、岩波少年文庫から出ています。
わたしはこの本を小学生の頃に買いました。そう、買いました。
読んだのはその26年後くらいです。
この本は、両親だったか祖父母に買って貰いました。
三冊選んでいいというので、母がおすすめといった「くまのプーさん」と
「プー横丁に建った家」、そして自分で考えて「ドリトル先生アフリカ行き」を
選択し、「お母さんが面白いって言ったこの本、どんなお話のかなー」と
プーさんをさっそく読みはじめたのですが……
登場人物の行動も言動も理解できず、すぐに放り投げました。
そして、自分で選んだ「ドリトル先生」シリーズにはまりました。
この本をちゃんと全部読んだのは、30代後半になってから。
意味不明だったにも関わらず、ずっととってあったプーさんシリーズ。
ふと、「これ、なんか意味分からなかったなー」と思いつつ、
久しぶりに開いて読んでみると、あら、面白い。
くすくす笑いながら読みました。
小学生だったわたしには、登場人物のやることなすこと本当に意味不明でした
けど、大人になってから読んだら、そのおかしさで笑うことができました。
面白くて2冊すぐに読了。
難しくないですし、深刻な感じもありません。優しいお話です。
短いお話がたくさん入っていて、すぐ区切りがくるので、
気楽に読むといいと思います。
登場人物皆、おかしなことばかりしていて、面白いです。
E・H・シェパードの挿絵も可愛いですよ。
母が買った原書もちらっと読みました。そんなに難しくなかった。
コブタが書いたたどたどしい手紙の原文をまず読んで、英語で、
子供はこういうふうに言葉を間違えるんだな、と思いました。
翻訳では「コブタ」ではなく「コプタ」になっていたと思う。
あと、「たすけてください」が「たすけてくたたい」になっていたはず。
さて、それではこの辺で失礼します。