こんにちは。利用者の苺です。
ここのところ演歌・歌謡曲歌手にはまって読書をおろそかにしていた
わたしたち片付け親子(整理収納アドバイザーの母とその娘)。
どうにか、ようやく、読書への復帰がかないました。
母は荒療治として、とても面白いけれど、面白いからこそ
わたしたち親子にとって読むのが負担となる
宮部みゆきさんの作品「ソロモンの偽証」に取り掛かり、
すでにやめられない状態のようです。
わたしは三島由紀夫の「金閣寺」に夢中です。
よかったよかった、これで元通り、平穏な日常が……とはいえ、
一番好きだと思った演歌歌手のファンクラブに入ってしまったんですけどね。
ファンミーティングというのがあって、ファンミーテングというのが
なんだかよく分からないけれど参加したいのに平日で悔しがっているし。
仕方ないの、あの演歌歌手、すごく可愛いから。うん。いいの、可愛いから。
えー、なんだかよく分かりませんが、本題の本紹介です。
今回紹介するのは、「約束の森」です。
著者は沢木冬吾さん、角川文庫から出ています。
この本は、昔常連だったものの閉店してしまった書店で見つけました。
感動超大作! といったように紹介されていて、
表紙のえー……シェパード、か? の犬の絵が可愛らしかったので購入しました。
犬が活躍するようでしたし。犬が好き。カエルも好き。
読みはじめてみると、わたしの好きな警察小説だと分かりました。
公安だのなんだのと言われるとちょっと難しいなー……分かるかなー、と思ったのですが、読み進めていったら特に難しくありませんでした。
戦いがメインのお話だと思います。
命を懸けて敵と戦って勝利を手にするような……
そういうお話が大好きなので、引き込まれて読みました。
結構怖いといえば怖かったですけど、ホラーは駄目でも襲い来る敵を
バッタバッタとなぎ倒すような話は平気なんですよね。
知恵と勇気で悪人をやっつけるような話は大好きです。
公安だのなんだのが関わってくるので、複雑な面もありますが、面白いですよ。
この話の魅力は、なんといってもマクナイトという犬です。
賢い犬で、多分、シェパードだったと思うけど……。
ドーベルマンだったかなあ……。
そして、その犬と主人公との絆ですね!
その割に、印象に残っているの別のこと。
二か所、ものすごく驚いたところがあったんですよ。
はじめに「はあ?」と思ったことがあって、「ふー、驚かせ過ぎ」と思って
しばらく経ったら、「はああ? 何それ、本当なの? え? マジで?」と
驚愕し、書いてあることが事実だとは思えず我が目を疑いました。
その驚きを味わって欲しくて伯母に貸しました。伯母は面白かったのだろうか?
この作品が気に入ったので、おなじ著者の作品
「愛こそすべて、と愚か者は言った」も読みました。こちらもおすすめです。
そしてやはりおなじ著者の「償いの椅子」も読もうと思って買ったのに、
あれを買ったのはいつのことだったのか……ごめんなさい、そのうち読みます。
まずは「金閣寺」を読み終わってから……。
関係ないけど、三島全部読みたいなー。
まだ、「仮面の告白」と「愛の渇き」しか読んでないわたし……好きなのに。
さて、それではこの辺で失礼します。