おすすめの本紹介 その24

おすすめの本紹介 その24

こんにちは。利用者の苺です。
最近どの本を紹介すればいいのか分からなくなってきていたのですが、
考えてみると本紹介ですから、小説でなくてもよかったんですよね。
今までにも小説以外の本を紹介してきたというのに、なぜか、

「面白かった小説で、詳しく内容を覚えているものがなくなった……
何を紹介すればいいんだ!」

と悩んでいました。わたしにとって、好きなものが多い本の分野が小説だから、
小説を紹介せねば……と思い込んでいたようです。
そんなわたしが今回紹介するのは

「医師の作った頭の良さテスト」

という本です。
この題名だと、本紹介についておかしな悩みを持っていたわたしは、
このテストで点数が悪く、頭がよいの逆と診断された、という結果のように
思われるかもしれませんが、この本、題名が悪いんですよね。
頭がよいかその逆か診断される本ではないのですが、こういう題名なので、
頭がよいかどうかわかっても……と思われてしまうのではないだろうか。
この本は頭がいいかその逆かではなく、

「どの感覚に頼って世界を認識しているか」が分かる本です。

その感覚は三種類。視覚と聴覚、そして言語感覚で、それぞれに二種類のタイプがあります。
分かりやすく、わたしの診断結果をご紹介します。
わたしは「視覚優位・三次元映像タイプ」でした。
ここでいう「優位」は優れているのではなく、その感覚に頼って世界を認識して
いるということですので、近眼のうえ老眼もあるわたしのような人でも、
視覚優位という場合があります。
視覚優位の三次元映像タイプは、物体を立体的に捉えるのが得意らしいです。
それを知って振り返ると、わたしはよく母に「見れば分かる」と言っていました。
たとえば、電気釜にご飯が少し残っていたとします。
母は「二杯分あるかな? ないかな?」と悩んでいるので、
なんで見て分からないんだとわたしが見ると、
二杯分あるかないかがすぐ分かります。
あるいは、置いてあったカラーボックスを少し横にずらして、
そこに別の家具を置こうとしたことがありました。
カラーボックスを適当にずらして家具を置くと、ぴったり、置きたかった家具が
収まるスペースだけ横にずらしていました。そんなわけで模様替えは大得意。
どこに何が入るのか見れば分かります。

これが視覚優位の三次元映像タイプ。

このタイプは道案内も得意で、今そこを歩いているように道案内ができる
そうです。
わたしは結構道を聞かれますが、案内は得意。というか、
そもそも道に迷うということがないので……。
休みの日、近所で、この道を行けば多分ここに出ると考えて歩き、
新たな道を開拓するという遊びをしています(たまに、便利な道を発見する)。
このように、視覚でもう一つ、聴覚と言語感覚でもう二つずつ、
どの感覚で世界を認識しているのかが分かります。
そして、その感覚それぞれがどんな仕事に向くかも書いてあったと思います。
ただ、そのために答えなくてはいけないテストの質問が結構多いんですよね。
答えもイエスノーを数えればいいという単純なものではなくて、
計算しないといけないし、なんか面倒。
あと、複数の感覚に頼っている場合もあるようです。
ちなみに、わたしは聴覚で、音楽家の人が頼っている感覚の点が
一番低かったです。
最近は好きな音楽もできましたが(歌謡曲と演歌)、
昔から家族に音楽を大きな音でかけられると、怖いから音を小さくしてと
言っていたんですよね。何か関係があるのでしょうか。
さて、それではいつもに比べて何か真面目な紹介になりましたが、
この辺で失礼します。
皆さんも、

「医師の作った頭の良さテスト」

で自分がどの感覚で世界を認識しているのか調べてみると、
面白いかもしれませんので、よかったらお読みになってみてください。