こんにちは。利用者の苺です。
綾辻行人さんがミステリーの何かの賞を受賞されたと今朝の新聞にあるのを
母が教えてくれました。
綾辻さん、おめでとうございます!
わたしは館シリーズを読んでいるはずなのに読んだこと自体を失念しているよう
なのでなんだかいたたまれないです。
父が驚いたと教えてくれたトリック、わたしも知っていて、
二人で「驚いたよね!」と盛り上がったものの二人ともどの本か分からず、
調べたら「黒猫館の殺人」のようで、今読み返してるんですけど……
おかしいな―、どうして覚えていないの?
新本格狂いだったわたしが綾辻さんの作品について忘れているなんて……
悔しい。
ちなみに綾辻さんのことは父が大ファンであることがきっかけで知りました。
「暗黒館の殺人」も父に借りて読んでいる途中。
父の本棚をあされば綾辻さんの本が出てくるので、とても幸運です。
ちなみにわたしは、常に五冊くらいの本を併読しています。
一冊だけに集中すると飽きます。
まあ、例によって紹介する本と関係のない前置きはこの辺にして、
今回紹介するのは、男女の違いの本です。
有名なところは
「話を聞かない男 地図が読めない女」
ですね。
この本の題名、はじめて聞いたときは「なんの本なのだろう?」と不思議に
思いました。
五冊以上読んだ感想としては、どの本も書いてあることはだいたい一緒です。
まあ、十年のあいだくらいに出た本で、
いきなり男女の違いががらりと変わったらおかしいのですからね。
興味があって読みたい場合、図書館で「男女の違いの本はあるか」と聞いて
適当に借りて読めば、望む情報に行き当たるかと思います。
それで題名を何も言わないと無責任なので、
わたしのおすすめは
「女にいらだつ男、男にあきれる女」
です。
会話例があり、すれ違うところ一つ一つに焦点を当て、なぜそういうふうな反応や言い方、態度をとるのかが書かれていて、それを踏まえたうえでの対処法が載っています。そして、この本のいいところは著者が日本人であるところ。
わたしが読んだ男女の違いの本は外国のものが多くて読みづらかったのですが、
「ある日サンディは夫のジェームスと出掛けた際に……」というようなイメージ
しづらい文章は出てきません。
男女の違いについては、面白かったというかなんというか……
男女の違いといいますが、これは男脳と女脳の違いらしくて、男脳の女もいるし、女脳の男もいるそうです。
ほとんどのこの手の本には男脳・女脳診断がついていますが、
わたしはどの本でも男脳と診断され、男はこうであると書かれていることに、
9割5分は当てはまります。
だから、男はこういうもので……と書かれているのを読むと、
「わたしもそう思うけど、わたしは女だから」とつっこみます。
そういう記述ばかりで読んでいると疲れます。
わたしがおおすめする「女にいらだつ男、男にあきれる女」では、
男脳の人とはこういうもので……といちいち書いていると煩雑だから、
男は、女は、で統一しているだけ、と断っていたので、まあいいか。
さて、それではこの辺で失礼します。
皆さんもよろしければ、
「女にいらだつ男、男にあきれる女」
をお読みになってみてください。