こんにちは。利用者の苺です。
今回は何かいつもの前置きが思い浮かびません。というわけでさっさと本題です。
どの本を紹介するか迷い、今野敏先生と、吉屋信子と、SF小説を候補を挙げ、
SFものを紹介することにしました。
SF、読んでいるというほど読んでないんですけどね。
面白いとは思ってますけど。少なくともファンタジーは面白いと思えませんが、SFは好きです。
さて、それでは一つ目のSF小説は、
アイザック・アシモフのロボットシリーズです。
このシリーズの一作目、「われはロボット」が、
わたしがはじめて読んだSF小説です。
二十年くらい前、書店立ち寄ってふらついていると(いつものこと)、
その本の表紙が目に入ったのですが、
途端に
「この本を読まなければならない!」
と何かよく分からない衝動を覚え、
気付くとその本を持って会計に並んでいました。
帰ってから読んでみて、読むべき本だったと思いました。
SF、サイエンスフィクションという言葉から、
とても難しい内容なのかと思っていたら、そんなことはありませんでした。
この本に出てくるロボット工学三原則の仕組みが面白くて大好きになりました。
その後、ロボットシリーズは全作読みました。好きなシリーズです。
不満といえば、わたしが購入したのはハヤカワ文庫ですが、
二作目の「はだかの太陽」の訳がいまいちだったことくらいでしょうか。
翻訳ものは訳のよしあしで読みやすさが変わりますからね……。
たとえよい訳でも、日本語としての不自然さはぬぐえませんから、
翻訳ものを読むときは日本の本を読むときと違う覚悟が必要ですね。
次に、ロバート・A・ハインラインの「夏への扉」もおすすめします。
こちらもハヤカワ文庫で読みました。表紙にわたしが苦手な猫がいるよ!
でも、読んだ。複雑な内容ですが、最後に見事におさまって面白かったです。
「夏への扉」は苦手な猫が表紙に描かれているだけあって、
猫が話に関わってきます。
猫は苦手なのになぜ読んだのか?
それは大好きな作家さんの作品の中で読んでいる登場人物がいたからです。
その作家さん、森奈津子先生が書かれた
SFもの、「西城秀樹のおかげです」も面白かったです。
この作品は
日本SF大賞の候補
に選ばれました。
それにしても、題名から、内容が全く推察できませんよね……。
何がどうして、西城秀樹のおかげと西城さんに感謝しているのか?
疑問を抱えて購入して読みました。感謝の理由は読めばもちろん分かります。
わたしは、これを読んでから、「ヤングマン」を聴くと笑いがこらえられなくなってしまいました。
西城秀樹さんのご冥福をお祈りします。
わたしは年の割に歌謡曲に詳しく、西城さんの曲も結構知ってるんですよ。
ただ、新御三家というくくりで語ると、野口五郎さんが好きなんですが。
「私鉄沿線」は名曲です。
御三家では舟木一夫さんかなあ。
青春歌謡、「高校三年生」、好きです(←関係ないよね?)。
ついでに言いますが、森先生は他にも面白いお話をたくさん書かれています。
「からくり・アンモラル」も面白かった。これもSFなのかな?
「いなくなった猫の話」には泣いた……。
あれ?これも猫じゃないか。
いや、本物の猫が出てくるのとはちょっと違いますが……。
話がSFものではなくなるのですが、手に入りにくいとは思いますが、
何もかも嫌になったときは、森先生の「お嬢さま」シリーズを読んで爆笑し、
ストレスを解消するといいかと思います。
シリーズの中では「お嬢さま帝国」がお気に入り。「お嬢さまと無礼者」も好き。
SFでないものも紹介してしまいましたが、
SFでは他には、アーサー・C・クラークの「太陽系最後の日」もよかった。
あと、星新一さんも面白いですね。
一時期、気が狂ったように星さんの本を読んでいたときがありました。
夢中になってしまうとそうなりますね。
さて、調子よく書き進み、1000文字を超えているようなので、
この辺で失礼します。
ご覧くださった皆さん、よろしければ、