おすすめの本紹介 その14

おすすめの本紹介 その14

こんにちは。利用者の苺です。
運動しないと疲れますねー。と、唐突な書き出しではじめました。
いや、きのう、汗だくになるまで動かなかったら今朝すごく疲れていて……
最近毎朝、廃墟のような自宅の庭を片付けていたんですけど、
それをすると一日ハッスル(死語)できるんですよね。
きのうはたまたまやらなかったら、朝疲労困憊。
どこかの本で、運動すると元気になる人もいれば、疲れるだけの人もいると書いてあったことを思い出しました。だから別に、元気だから運動するわけじゃないんですよね。運動といえば、ジョギング(ランニング)なら金哲彦さんの本、筋トレなら石井直方さんの本がおすすめです。
 とはいえきょう紹介する本は、あるゲームのノベライズです。
「ドラゴンクエスト」とか、「ファイナルファンタジー」とか、
やったことないけど「テイルズ」シリーズとかの大人気シリーズではなくて、
今月の一日にスイッチ版、21日に3DS版新作が出た(出る)

「トモ」シリーズ一作目「クマ・トモ」

のノベライズです。
 わたしはこのゲームが大好きで、生まれてはじめてゲームでコンプリートというのを達成しました。
今まではねー、面倒くさくて適当にしか遊ばなかったんですよ。
RPGはお話が面白いからやってるだけで、

敵が一切出てこなければいいのに……

と、

それじゃゲームじゃないだろ、

という状態を望むくらいで、ゲームというものの醍醐味を知らないんですよ。

そんなわたしがコンプリートするなんて!

面白かったから、当然ノベライズを買いました。
「ドラゴンクエスト」も、遊んだ5までは、もちろんノベライズも買いました。
ものすごく「小説ドラゴンクエスト2」が好きだったなあ……。
 「クマ・トモ」のノベライズは、二冊出ていて、二冊ともお話は原作のゲームとほぼ一緒です。ゲームをしなくても内容は分かりますが、遊ぶとゲームのおちが
分かってしまうので、ゲームのほうこそを楽しみたければ、
ノベライズより先にゲームを遊んでください。
逆に、ノベライズを読んで面白かったから、ゲームを遊ぶという選択もありますね。
 「クマ・トモ」は、主人公のもとに、しゃべって動くクマのぬいぐるみが送られてきて、主人公がそのクマのぬいぐるみと友情を温めるというお話です。

このクマがねー、可愛いんですよ。

まあ、言ってることからして子供なんですけどね。
幼稚園児か、その入園前くらいの感じ。
主人公を一心に慕ってくれてけなげで……
子供の頃、父がシルバニアファミリーのクマの赤ちゃんを買ってきたときは、
クマが可愛いぬいぐるみのモチーフとして使われていることを知らなかったから、「よりによって熊なんて凶暴な生き物の人形を買ってくるなんて、何考えてるんだ」と思ったものですが(人里におりてきて冷蔵庫をあさっていたというようなイメージしかなかった)、最近はクマのぬいぐるみコレクターと化しています。
「クマ・トモ」のクマみたい、

可愛いー!!とね。

百均にも可愛いのがあるよね。
一応、女児向けの小説らしく、主人公は女の子です。
正確な年齢は忘れたけど、年齢は小学生か中学生だったはず。
 わたしは二冊目のほうが好みだったかな。主人公が読書好きだったから。
とはいえわたしとは性格が違ったけど……
どうして読書好きな女の子はおとなしい、引っ込み思案な子が多いんでしょうね?
そしてなぜ眼鏡をかけているのか……。
そういう、ステレオタイプというのか、分かりやすい外見にしているだけなのかもしれないけど。
 肝心のお話は、心温まるすてきなものです。
ゲームで泣き、ノベライズで泣き、「クマ・トモ」から離れられなくなりました。
ちなみに先に書いたこの作品のゲームの新作ですが、

「トモ」シリーズとして今月に二作目の「ネコ・トモ」が出ます(出ました)。

これを知ったとき、わたしはショックを受けました。

だって猫怖いんだもん!

外見はとても可愛いから、写真を見るのは好きだけど、

動くと怖い!

あと、「ネコ・トモ」もノベライズがあります。
すでに発売されているのかどうかは知りません。
猫じゃなくて犬かカエルならよろこび勇んで買ったのに……(犬とカエルがわたしの好きな生き物)。
「ネコ・トモ」には「クマ・トモ」のクマも出てくるみたいだし……。
クマが可愛らしくてお話も素晴らしい「クマ・トモ」、小説もゲームもおすすめです。
うーん、猫は怖くても、「トモ」シリーズを応援したいから、
とりあえず「ネコ・トモ」のノベライズ買っちゃおうかな……。
小説なら挿絵に焦点を合わせなければ、猫見なくて済むし……。
そしたら、またお話に感動して、

「ゲームでも体験したい!」

と急にゲームも買ってしまうかもしれない……。
それでは、この辺で失礼します。
皆さんよろしければ、

「クマ・トモ」ノベライズを読むか、「クマ・トモ」のゲームで遊んでみてください。